言語の学習に母語はいらない?


    「言語を学習する際には母語を用いないで学習するのが上達への近道」といわれることがあります。言語を学習する上で母語を使わない方が学習言語だけに集中して学べるように思えます。しかし、言語学習の際に母語を使わないことは、少々難しいように感じてしまいます。

 

 
 

・母語を用いないことのメリット
    語学学習において、母語を用いないことによるメリットは学習言語に集中できるということす。また、母語を用いると、どうしても母語と学習言語を比較して翻訳したり、母語のルールを学習言語に過剰に適用してしまい、学習が遠回りになりがちです。

 
 
 

    また、母語で書かれた教材は、ほとんどの部分がが母語で書かれているので、その言語に関する知識を得ることはできても、あまり学習言語自体の練習にはならないように感じます。

 
 
 
 

・いかにして母語を排除するか
    外国語を学習する際には極力外国語の使用量を増やし、母語の使用を最低限にすることが大切です。学習から母語を排除するには、留学が一番いい方法です。しかし、留学をしても自分と同じ国の人同士で固まって、母語ばかり使っているようでは意味がありません。積極的に現地の人と学習言語を使用するようにしましょう。

 
 
 

    自分の努力次第では留学をしないでも母語を排除することも可能です。学習の際は学習言語で書かれたテキストを使ったり、家にいる時には常に学習言語の番組を見るなど、日常生活においてちょっとした変化をつけることで、学習言語の使用時間を増やし、母語の使用時間を減らすことができます。

 
 
 

    また、ネイティヴスピーカーと行動をともにするなど自分の周りの環境をを学習言語で満たすことによって留学をしなくても学習言語に長時間浸ることができます。

 
 
 
 

 留学をするにしてもしないにしても、自分の行動次第で学習言語の使用時間は大きく変化します。それによって、語学の上達スピードが左右されることはいうまでもありません。